【音楽ライター講座in京都 特別編】久保憲司が語るボブ・ディランの歌詞世界

Pocket

久保憲司が語るボブ・ディランの歌詞世界

久保憲司が語るボブ・ディランの歌詞世界

  • 音楽ライター講座 in 京都 presents 特別編『久保憲司が語るボブ・ディランの歌詞世界』
  • ゲスト:久保憲司(ファトグラファー・音楽評論家)
  • 聞き手:岡村詩野(音楽評論家)
  • 日程:2017年2月5日(日)
  • 時間:オープン19:00 / スタート19:15 / 終了21:00
  • 場所:100000tアローントコ 京都市役所横
  • 入場料:1000円
  • 予約方法:件名を「ボブ・ディラン」とし、info@ki-ft.comまで氏名(フリガナ)、電話番号、参加人数を本文に記載の上、送信してください。
  • 質問など:「この曲の歌詞を解説してほしい」などの質問もメールで送ってください(期限は1月31日まで)
続きを読む

【コラム】西寺郷太著書ワークスでみる〜現代のポップに繋がる80年代ポップ〜

Pocket

西寺郷太『新しいマイケル・ジャクソンの教科書』

西寺郷太
新しいマイケル・ジャクソンの教科書
新潮文庫, 2009年
BUY: Amazon, タワーレコード

2016年のUSポップシーンを振り返った時、ブルーノ・マーズやザ・ウィークエンドなどマイケル・ジャクソンに対するリスペクトの大きさが上げられると思う。それらを紐解くに当たってノーナ・リーヴス西寺郷太氏による関連著作は大きなヒントを与えてくれる。

西寺郷太氏がこれまで書き下ろしてきた6冊の著書では、一貫して1985年から86年の間にポップ・ミュージックの受け入れられ方がどのように変化していったかを、マイケル・ジャクソンやプリンスなどそれぞれのミュージシャンを題材に、パーソナルな特徴に注目して書いてきた。それにより80年代のポップシーンを多角的に検証し、現代と当時の空気感をも内包する形で浮き彫りにしている。これらの著作を読み進めていくに連れ、1986年生まれの私が何となく抱いていた、ウィー・アー・ザ・ワールドやマイケル・ジャクソンと言った80年代ポップに対する偏見は崩れていき、現代のポップ・ミュージックへの繋がりの中で捉え直させてくれた。

続きを読む

【マーガレット安井の日々の泡1】花柄ランタンと僕と岡崎京子と

Pocket

花柄ランタン『ぼくらのフォークロア!』

花柄ランタン
ぼくらのフォークロア!
自主制作, 2016年
BUY: ライヴ会場など

「安井君さ、コラム連載してみない?」

ki-ftでレビューを書き始めて2年を過ぎようとしたある日の事、ファミレスで僕の先生でもあり師匠ともいうべき存在の方からこんな話を持ち掛けられた。ここではこうやって音楽について文章を書いてはいるのだが、本職は介護の仕事をしていて、「そんなことできるかな?」な内心思いながらも、好奇心が上回ったため「やります」と二つ返事で引き受けた。

ちなみに、本来このki-ftでレビューを書くときは自分の実生活や体験をあまり出さないように、つまりは自分語りをあえて避けていた。その理由としては私自身が客観的に作品を聴き、判断したいという批評家的視点からやっていた、という訳ではなく、単純に自分語りが恥ずかしいからである。そう、私は恥ずかしがりやなのだ。

しかし、こうやってコラムを書かせていただくのならば、自分の話も織り込みつつ書いていけたら、それはそれでありなのではと思った次第だ。これから月2回くらいを目安にやっていけたらと思うが、突然月1回に変わったり、はたまたこの連載自体が無くなったりする可能性も否定できない。ただ、無責任な連載のだけはならないよう注意はしていくつもりではある。まあ、マーガレット安井という「今時、少女漫画の投稿欄でもそのペンネームないだろ。」って名前の音楽好きが日々思ったことを連ねていく程度の物なので、皆さま生暖かい目で見てくれたら幸いであります。どうかよろしくお願いします。

さて、ハードルを思いっきり下げたところで、コラムの第1回目は去年の年末に起きたある出来事の話を1つ。

続きを読む

ki-ftレビュアーが選んだ2016年ベストディスク

Pocket

ki-ftレビュアーが選んだ2016年ベストディスク

ki-ftレビュアーが選んだ2016年ベストディスク

ki-ftで毎年恒例となったベストディスクの発表。各ライターのテキストを読んで頂くと分かるように、2016年の音楽シーンで話題となったことにはほとんど触れていないため、他サイトや音楽誌とは似ても似つかぬランキングになっている。強いて言えば、関西音楽にスポットを当てているので、ローカルミュージックの面白さに気付いてもらえるような作品が出揃った。今年の8月末に音楽ライター講座in京都の講師を務める岡村詩野の主宰レーベル〈Helga Press〉からリリースされた『From Here To Another Place』のレビューを読んでから本記事を見て頂くと、今日における関西音楽の層の厚みが分かるのではないかと考える。ki-ftでは春以降に『現代関西音楽帖 Vol.2』を刊行予定ということも合わせて伝えておこう。(ki-ft 編集長・山田慎)

続きを読む

【レビュー】クリスマスの新たな名曲 | ビバ☆シェリー『クリスマスソング』

Pocket

ビバ☆シェリー『クリスマスソング』

ビバ☆シェリー
クリスマスソング
SIMPO RECORDS, 2016年
BUY: SIMPO RECORDS

例えるなら、80年代のハリウッド映画に登場する賑やかなパブのジュークボックスから流れる往年のクリスマス・ソング。子供のころ何も考えずにワクワクしていたクリスマスの高揚感を、ビバ☆シェリーのクリスマス企画CDを聴いて思い出した。そんな感覚に陥るのは音楽の魔法の効用であり、そんな魔法をいともたやすく体現する彼女たちには舌を巻くばかりだ。

続きを読む

モスクワのアンダーグラウンドシーン最注目!Kedr Livanskiy来日公演が大阪心斎橋club STOMPにて開催

Pocket

CONDOMINIMUM × Kedr Livanskiy Japan Tour

CONDOMINIMUM × Kedr Livanskiy Japan Tour

cemetaryやBatman Winks、Ykiki Beat / DYGLのメンバーからなるCONDOMINIMUM(コンドミニマム)。“東京を中心に活動をしているアーティストが音楽を発信していく為のより良い環境を創る事を目的とした集団”で、彼らによるロシア・モスクワの女性エレクトロ・アーティストKedr Livanskiy(ケダル・リヴァンスキ)の来日公演が東京と大阪で行われる。

続きを読む

【ライヴレビュー】ボロフェスタ2016 at KBSホール

Pocket

KBSホールで行われたボロフェスタ2016

KBSホールで行われたボロフェスタ2016

ボロフェスタ祝15周年! 2002年に京都の若者4人が手弁当で始めたローカルフェスが、今年もKBSホールで開催された。15年経って主催者4人もアラフォー、そのキャリアは四方に散った。飯田仁一郎はLimited Express (has gone?)を率いながら、音楽配信サイトOTOTOYもリアル脱出ゲームのSCRAPも運営、ミュージシャン・マインドでビジネスの世界もサーフライドしている。ゆーきゃんは京都を出て行って地元富山に帰ったが毎年ボロフェスタにはいる相変わらずの存在。二条のライヴハウスnano店長のMC土龍は京都音楽シーンのアニキ的存在に。そしてもう一人の加藤隆生(ロボピッチャー)はボロフェスタを離れてしまってしばらく経ち、すっかりSCRAPの代表・ゲームクリエイターとして時代の寵児となった。

続きを読む

現在関西音楽帖【第5回】~PICK UP NEW DISC REVIEW~

Pocket

“よりフットワーク軽く、より定期的、よりリアルタイムに音源作品をレビューしようという、延長線かつスピンオフとなる企画”「現在関西音楽帖」は第5回目の更新。今回はFouFou『Fou is this?』、In The Blue Shirt『Sensation of Blueness』、絶景クジラ『自撮り』、The Josephs『DUNE』、Easycome『風の便りをおしえて』を取り上げる。「現在関西音楽帖【第1回】~PICK UP NEW DISC REVIEW~」「現在関西音楽帖【第2回】~PICK UP NEW DISC REVIEW~」「現在関西音楽帖【第3回】~PICK UP NEW DISC REVIEW~」「現在関西音楽帖【第4回】~PICK UP NEW DISC REVIEW~」と合わせて読んで頂きたい。

続きを読む

現在関西音楽帖【第4回】~PICK UP NEW DISC REVIEW~

Pocket

“よりフットワーク軽く、より定期的、よりリアルタイムに音源作品をレビューしようという、延長線かつスピンオフとなる企画”「現在関西音楽帖」は第4回目の更新。今回はプププランド『Wake Up & The Light My Fire』、THE BOSSS『おとうふ』、大槻美奈『MIND』、中井大介『somewhere』、YeYe『ひと』、踊る!ディスコ室町『新しいNEWネオ室町』、V.A.『From Here To Another Place』を取り上げる。「現在関西音楽帖【第1回】~PICK UP NEW DISC REVIEW~」「現在関西音楽帖【第2回】~PICK UP NEW DISC REVIEW~」「現在関西音楽帖【第3回】~PICK UP NEW DISC REVIEW~」と合わせて読んで頂きたい。

続きを読む

【レビュー】ナイショから世界へ | From Here To Another Place

Pocket

Helga Press『From Here To Another Place』

Helga Press(岡村詩野)
From Here To Another Place
Helga Press, 2016年
BUY: Amazon CD, タワーレコード

京都三条会商店街の自転車屋店内奥に、こっそりと営業している喫茶店がある。その名もナイショ。そこに自家製ケーキを卸しているのがマルヤマさんという男性で、彼は勤め人をしつつ、自主レーベルからフォーク・シンガー安藤明子さんの7インチレコードを出している。安藤さんがマイマイズの東くん、ムーズムズの小西くんと主催している不定期イベント「具なし焼きそばナイト」が、7月某日、浄土寺の軽食屋みなみで開かれた。今は閉店したみなみの店長をしていたのが風の又サニーのギター今成哲夫で、風の又サニーは来る10月、木屋町アバンギルドでボニー・プリンス・ビリーと共演を果たす。風の又サニーのパーカッションが、本作『From Here To Another Place』の一曲目に収録されているシャラポア野口だ。

続きを読む

【レビュー】若き表現者と友達が作る楽園 | 中村佳穂『リピー塔がたつ』

Pocket

中村佳穂『リピー塔がたつ』

中村佳穂
リピー塔がたつ
SIMPO RECORDS, 2016年
BUY: SIMPO RECORDS

友人が無ければ世界は荒野に過ぎない。と、言ったのはフランシス・ベーコンだが、この作品もまた彼女の友人達がいなければ完成できなかった作品と言ってもいいのかもしれない。彼女というのは中村佳穂、まだ20代前半の若き歌い手、いや表現者と言ったほうが相応しいのかもしれない。

続きを読む

【インタビュー】空間現代 | 彼らはなぜ拠点を東京から京都に移し、ライヴハウス「外」を作ったのか?

Pocket

空間現代が作った京都のイベントスペース「外」ロゴ

空間現代が作った京都のイベントスペース「外」ロゴ

空間現代が京都に活動の拠点を移す。更に「外」というライヴハウスらしからぬ名前を持ったライヴハウスを作る。突然流れたそんなニュースに驚き、未だ混乱している方も少なくないと思う。彼らは東京で結成され今年で10年目を迎える。ヨーロッパツアーの敢行や演劇を始めとした他ジャンルとの共演などその活動は年々拡がりをみせている。ジャンルも国も超え順風満帆に活動を続けているように見える彼らが今、なぜ京都に? そして京都の“外”からやってきた彼らはこの街で何を企むのか。実際に三人に話を聞くことで少しずつ解き明かしていきたいと思う。(インタビュー:堀田 慎平

続きを読む

【インタビュー】花泥棒の稲本裕太に聞く最新作『Yesterday and more』とボロフェスタ

Pocket

花泥棒のフロントマン稲本裕太

花泥棒のフロントマン稲本裕太

京都出身、今は東京在住の花泥棒のフロントマン稲本裕太(Vo, G)。前回ki-ftで話を聞いたのは2014年8月。当時は前体制最後の作品『daydream ep』を発表、たった一人で上京し、まさにゼロからのスタートという時の取材となりバンド結成時から上京に至った心境を聞いた。そこからちょうど2年、バンド体制を確立させ制作しついに『Yesterday and more』を発表。本作についてはすでにレビューが上がっているのでそちらを参照していただきたい。今回はそんな新作の話はもちろん、現体制への考えや〈ボロフェスタ〉についてなど、8月の暑い中、新宿まで自転車をころがして来た稲本に大っぴらに話してもらった。(インタビュー:峯 大貴

続きを読む

2016年関西のヴィジュアル系シーンを紐解く | 〈KANSAI ROCK SUMMIT 2016〉でのTHE BLACK SWANとグリーヴァについて

Pocket

KANSAI ROCK SUMMIT 2016

KANSAI ROCK SUMMIT 2016

「ロクサミ」という略称でV系ファンの間で親しまれている、関西最大級のV系サーキットイベント〈KANSAI ROCK SUMMIT EXPLOSION CIRCUIT〉が、今年も5月15日に大阪で開催されました。心斎橋にある6つのライヴハウス (心斎橋Fanjtwice、CLAPPER、DROP、AtlantiQs、OSAKA MUSE、club JANUS)にて行われたこのイベントには、関西だけでなく、全国から56組の主にインディーズで活動するV系バンドが集結した、現在のV系インディーズシーンの有り様が広く見渡せるイベントです。

続きを読む

現在関西音楽帖【第3回】~PICK UP NEW DISC REVIEW~

Pocket

“よりフットワーク軽く、より定期的、よりリアルタイムに音源作品をレビューしようという、延長線かつスピンオフとなる企画”「現在関西音楽帖」は第3回目の更新。今回はカニコーセン『True Blue』、POST MODERN TEAM.『Be Forever Young?』、yonige『かたつむりになりたい』、AZUMI & YAKU『Poor Boy Long Way From Home』を取り上げる。「現在関西音楽帖【第1回】~PICK UP NEW DISC REVIEW~」「現在関西音楽帖【第2回】~PICK UP NEW DISC REVIEW~」と合わせて読んで頂きたい。

続きを読む