【花泥棒 稲本裕太のザ・東京砂漠】5. Bigmouth strikes again

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【花泥棒 稲本裕太のザ・東京砂漠】

【花泥棒 稲本裕太のザ・東京砂漠】5. Bigmouth strikes again

ようやくというかさすがにというか、東京での生活も落ち着きだした。お金なさすぎて死にそうということもバンドやれなさすぎて精神衛生上よくないということもなく、割としっかり日々を過ごしている。

先日バンドに新しいメンバーが加入した。厳密にはもっと前から加入は決まっていてサポートメンバーとして何度かライブもやっていたんだけどね。イラミナくんという名古屋出身のちょっとだけ年下の男子、ベースを弾いている。加入の経緯はいろいろなんだけど、とにかくは花泥棒の音楽が好きなんです! というのが話をしたときに伝わってきたのがうれしかった。この箇所コーラスしてほしいんだけど~と頼むと「ぼく声低くてコーラスはけっこう苦手意識があります…」とか言ってたくせに自分からカラオケに誘ってくるし、僕よりずっと楽しそうに身振り手振りつけて歌っていた変な男だ。イケメンだしきっと女子のお客さんを独り占めすることでしょう。

バンドとしてはサポートメンバーを迎えつつも少しずつ楽しいことを画策している最中。ライブもいい感じに仕上がってきた。ビッグマウス・ストライクス・アゲイン、とにもかくにもイラミナくんともども新しくなった花泥棒をよろしく。

東京でバンドをやったりライブを見に行ったり人と話したりしていると、自分はどうかというのはさておき、いかにビジネスにするかとか、やりたいことだけやろうとか、いつまでこの生活だろうとか、いろんな人のいろんな思惑があふれている。いわゆる売れたそうなバンドも、そういうのとは思想的に対極にいるようなインディーライクなバンドもどちらもたくさんいる。自分でも気づかないうちにかつてより丸くなったのか、この曲だせえ~全然よくねえ~と思うことはあっても、バンド自体をバカにするのは違うよな~と考えられるようになった。みんながみんな自分がカッコいいと思うことやってるってだけでいいのかなと。こんなん言うとつまんない温室育ちのあまったれ野郎みたいで嫌だけど。と言うかそんなんはどうでもよくて、カッコいいバンド多すぎてびっくりとくやしいの連続。つまんないことよりサイコーなことだけ見つけよう。自分は自分で勇敢でいたい。

誰もが知ってるよって感じだろうけどceroの新譜は次元違ってすごかったし、NOT WONKはサイコーカッコいいし、下北沢サウンドクルージングで見たSeussは誰よりクールだった。あとはテーム・インパラの新譜が楽しみ。友達のバンドの今後のジャンプアップの話もわくわくした。

最近はと言えば親知らず抜こうかなとか夜勤やめようかなとか考えたり。アッパーな盛り上がりじゃないけど毎日何かおきそうでわくわくするから夏は大好き。スパワールド行ってから新世界で串カツ食べたい。

♪Listening Now
The Four King Cousins『Introducing…

Tame Impala『Currents』

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cero『Obscure Ride【初回限定盤】』

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NOT WONK『LAUGHING NERDS AND A WALLFLOWER』

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Author Profile

稲本 裕太Hanadorobow(ie) a.k.a. 花泥棒の歌とギター担当

ギター、ドラム、女性ボーカルなどのメンバーを募集中。詳細はホームページを参照。猫と甘いものとラーメンが大好き。MV「」「デイドリーム