【コラム】名古屋と関西ライヴ決定!穂高亜希子 with 熊坂るつこ『みずいろ』発売記念、その先へツアー

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穂高亜希子

穂高亜希子

F.M.N. SOUND FACTORYからセカンド・アルバム『みずいろ』をリリースした穂高亜希子が2015年4月、待望の関西ツアーを行う。ツアー中日4月18日(土)は京都の喫茶ゆすらごで単独公演(ワンマンはここ一カ所!)、旧民家を改装した、まさにアットホームな空間。穂高の優しく芯の通った歌とギター、それに寄り添う熊坂るつこのアコーディオンをたっぷりと堪能できる。私は『みずいろ』を聴くと、胸が締め付けられ鼓動が速まる、涙が出る。「真っ暗なところからトンネルを抜けたときに見えた空、みたいな感じを表現したかった」と本作リリース時のインタビューで穂高は語っているが、その感覚は繰り返し聴くごとに強まるばかりだ。

さて、前日の名古屋は鶴舞K・Dハポン、ここでは共演者が3組。その名の通り、聴くものを心地よい眠りにいざなうようなポスト・ロック・デュオNARCO、爆音ながら不思議と柔らかな波動となって会場を包み込むギタリスト本村ナオミ、実はZELDAの元メンバーだ。そして自身のバンドTHE PYRAMIDで森は生きていると2マン・ライヴを敢行、ソロ名義では入江陽とやはり2マンを行う角田波健太は、『みずいろ』にも参加するNRQの吉田悠樹、服部将典と共に録音したファースト・アルバム『onda』を昨年発表したばかり。

難波ベアーズでの共演は、ex.非常階段、IDIOT O’CLOCKのギタリストで、渚にての新作にも参加する頭士奈生樹に加えて、内橋和久ワークショップ出身で、オオルタイチとのユニットや、テニスコーツのさや、植野隆司とのユニットでも知られる、希代のインプロ奏者半野田拓。彼らに刺激されて穂高らも最終日にふさわしい名演が期待できるはず。

JOJO広重監修のオムニバス『日曜日のうた』(2010年)に見汐麻衣らと共に参加して注目され、時間をかけて静かに支持を集めてきた穂高亜希子、そして早川義夫との活動でも知られる熊坂るつこのデュオを迎えるにふさわしい素晴らしい共演陣。もちろん京都で2人の演奏をたっぷり楽しむのも格別、ワンマンでは熊坂の曲も演奏するとのこと。3カ所それぞれ魅力的だ。ぜひともお近くの会場に足を運んでほしい。

穂高亜希子

穂高亜希子

穂高亜希子: みずいろ

穂高亜希子
みずいろ
F.M.N.Sound Factory, 2014年
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