【コラム】デヴィッド・バーンも認める才能とダーティー・プロジェクターズの天使が競演!

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Nicholas Krgovich

Nicholas Krgovich

LAKEなどKレーベル所属ミュージシャンを始め良質な海外インディーの日本盤リリース、来日ツアーを行う7e.p.が7か月ぶり、2015年最初の招聘ツアーを4月に行う。

主役は2人。まずはデヴィッド・バーンも認めるカナダはヴァンクーバー発の異才、ニコラス・ケルコヴィッチ。80年代ブルーアイド・ソウルを今の感覚で洗練させたような作風、憂いを帯びたスマートな声。先日来日した同じくカナダ出身のマック・デマルコやその盟友ショーン・ニコラス・サヴェージを連想して私は一発で気に入った! チェンバー・ポップ、コンテンポラリーR&Bといった音楽性のグループで活動してきた経歴がベースにあってこその音楽性だろう。

Deradoorian

Deradoorian

もう一人は、ダーティー・プロジェクターズ『ライズ・アバヴ』『ビッテ・オルカ』リリース時のメンバーにして、シンガー、マルチ・プレイヤーのエンジェル・デラドゥーリアンだ。彼女はエイヴィ・テアー(アニマル・コレクティヴ)率いるエイヴィ・テアーズ・スラッシャー・フリックスの一員としても活動。ヴァンパイア・ウィークエンドの2013年作にも参加、3曲のバック・ヴォーカルを務めている。アルメニア人の血を引き中近東風の音階と密集和声を用いたエクスペリメンタル・ポップを生み出している。

Dirty Projectors『Bitte Orca』

Dirty Projectors
Bitte Orca (Expanded Edition)
Domino Recording Co, 2010年
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4月4日(土)大阪HOPKENは2マンだが、他は基本的に『7e.p. presents 7solo』に参加したミュージシャン、あるいは注目のバンドからソロ名義での出演が決まっている。例えば翌日の京都UrBANGUILDでは、ゑでぃまぁこんのゑでゐ鼓雨磨(G, Vo)、元山ツトム(S.G)とマリンバ、ヴィブラフォン奏者、影山朋子のユニットに加え、キツネの嫁入りからマドナシ+あかねデュオ。名古屋K・Djaponはいつもの小池喬(シラオカ)ではなく、彼は松本Give me little moreに出演、代わって今夏アルバム・リリースを控えたtigerMosからイケダユウスケ(G, Vo)が登場。そして静岡Freakyshowでは、佐久間正英が生前最後にプロデュースしたバンドの一つ、アドバルーンからノダフルタ(G, Vo)がラインナップ。作品リリースに加えて来日公演を企画、各地で素晴らしい共演陣を配した丁寧なブッキングは7e.p.ならではだ。今から楽しみで仕方ない!

Nicholas Krgovich『Who Cares? + On Cahuenga』

Nicholas Krgovich
Who Cares? + On Cahuenga
7e.p., 2015年
BUY: Amazon CD, タワーレコード, iTunesで見る