【インタビュー】ЯeaL

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【インタビュー】ЯeaL (リアル・Real) ガールズバンド

ЯeaL (リアル)

めまぐるしい音楽シーンの変遷の中で今、ガールズバンドの勢いが無視できないほどに加速している。SCANDALを筆頭にSilent Siren、SHISHAMOなどがその例だ。ここ関西でもそれは顕著である。“私たちは革命を起こします”、そう言い放つのはメンバー全員がまだ現役高校生の4人組ガールズバンド、ЯeaL(リアル)だ。その人気と実力のほどは7月21日に阿倍野ROCKTOWN(キャパ : 250人)で行った初のワンマンライヴをソールドアウトさせた事実が全てを物語っている。それもデビューや事務所の後ろ盾が何もないにも関わらず成功させたのだから、その勢いのほどがわかるだろう。熱気がまだまだ冷めやらぬ初ワンマンライヴ直後の彼女たちから発せられる言葉に何度も心をもっていかれそうになった。そんなЯeaLの第一声をお届けしよう。(取材・文 / 山本 悟士

ЯeaLだけを観るためにこんなに来てくれたっていう事実がすごく嬉しかったですね。

──ワンマンライヴお疲れ様でした! 大変素晴らしかったです。終えてみてどうですか?

Yurika(Gt, Cho) : あっという間でした! ステージに出るまで緊張していて、震えて泣きそうでしたが、幸せな時間を過ごさせていただきました。

──チケットが完売したと聞いてどうでしたか?

Yurika : ソールドアウトは単純にめっちゃ嬉しかったです……って、このインタビュー、私が全部しゃべるの?(笑)

──いや、どなたでも全然好きに喋ってください(笑)。

Yurika : 「3月24日の自主企画もソールドアウトさせよう」って言って、結局一歩届かなかったから、今回のワンマンでソールドアウト出来てすごく嬉しかったです。

Ryoko(Vo, Gt) : ステージに出たときに人がめちゃくちゃおって、びっくりして、ほんま感極まって1曲目で泣きそうになって。ワンマンライヴってやっぱり1組しか出ないじゃないですか。その1組だけを観に来てくれてるっていうか、ЯeaLだけを観るためにこんなに来てくれたっていう事実がすごく嬉しかったですね。

──他のみなさんはどうですか?

Aika(Dr, Cho) : うーん、改めて……、

Ryoko&Yurika : あらためてー(笑)。

Aika : 改めてファンの人たちの、なんていうか……何もないです!

Ryoko&Yurika : えーーー!!!(笑)

Ryoko : ま、そういうことやな!

Yurika : 嬉しかったね!

Aika : うん、そういうこと。改めてファンの人たちの熱気(を感じた)というか。

Yurika : すごかったもんね、出てった瞬間の熱気が。

Ryoko : 熱気にめっちゃ負けそうやったもん。

Yurika : あの瞬間、嬉しかったし、幸せと思った。

「あ、わたしでよかったらぁぁぁ」みたいな感じで結成されましたね。

──では、今日は経歴からうかがっていきたいと思います。まずバンド結成の経緯を教えていただけませんか?

Ryoko : 元々ダンス&ヴォーカルがしたくて入った学校でオーディションを受けたんですよ。それがたまたまバンドのオーディションやって。バンド経験もないまま、オーディションに臨んだところ予選を通過しまして。で、そのときの審査員の人にバンド組むことを勧められて。

Yurika : 私も最初はバンドをやろうと思ってなくて。その頃に学校の体験入学に通っててRyokoと出会って。バンドに惹かれていたから「ギターやろう!」って思ったときにRyokoが「バンドやらへん?」みたいなことを言ってくれて、「あ、はい!」みたいな(笑)。

Ryoko : それから二ヶ月後にオリジナル曲も含めて『なんばHatch』で初ライヴをЯeaLとしてやったときは、ベースとドラムはサポートやったんですけど。出たあとで「本気でもっと大きいステージをバンドで目指していきたいな」って思って。「ベースを本気でやりたい」「マジで? 私も本気でやりたいねん」みたいな感じで、私とFumiha(Ba, Cho)がメールでやり取りをしてまして。Fumihaを入れて2人でスタジオ入ったときに「ドラムおらんなあ、どうしよか」ってなって、「文化祭でドラムやっとった子がおんねんけど」ってFumihaがあーりん(Aika)を紹介してくれて。でも受験が忙しいからとかで一回断られてるんですよ…。でも、もう一度声をかけたら「あ、わたしでよかったらぁぁぁ」みたいな感じで結成されましたね。

Yurika : 今の声はちょっと悪意があるわ(笑)。

Ryoko : ヤバかったよな(笑)。

Aika : 「あ、わたしでよかったらぁぁぁ、はい」。

Ryoko : ほんまにそんなんやったやんなんか(笑)。

Yurika : 私に電話かかってきたもんね。

──Aikaさんは元々ドラムがやりたかったんですか?

Ryoko : 『太鼓の達人』やな?

Yurika : 『太鼓の達人』が上手かってんな?

Aika : 上手かったから、なんか……。

Fumiha(Ba, Cho) : 「お前ドラムやれよ」って言ったらほんまに「うん、やるー」ってなって、この2人とはうちらは違う学校に通ってたけど一緒に組んで。

──FumihaさんとRyokoさんはどういうきっかけで?

Ryoko : 音楽サイトで知って。好きなアーティストが一緒やって仲良くなって、気がついたらバンドをやってました(笑)。

Author Profile

山本 悟士音楽ライター
1993年生まれ、滋賀県在住。薬学生。大学では細胞生物学について研究。演劇団体に所属し、表現の場を拡大。取材・執筆依頼はihsotas0505@gmail.comまで。
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