【6月〜8月期の音楽ライター講座in京都】スピッツとくるりの考現学
- By: 関西拠点の音楽メディア/レビューサイト ki-ft(キフト)
- カテゴリー: School
- Tags: くるり, スピッツ, 竹内修


【6月〜8月期の音楽ライター講座in京都】スピッツとくるりの考現学
幅広い世代に聞かれているスピッツ。言わば普遍的なポップソングが魅力で、メンバーも固定されている、邦楽を代表するバンドです。そのスピッツがリリースした「みなと」。ミュージックステーション出演時には澤部渡(スカート)がサポートし、話題になったことも記憶に新しいです。講座ではスピッツの20年史を振り返りつつ、変わることのない良質な曲の数々を聞きます。
また7月3日の講座では、スピッツディレクターとしてご活躍されている竹内修さんをスペシャル・ゲストにお招きし、バンド結成時から現在までの軌跡をお伺いします。大変貴重な機会となるため、ぜひとも竹内修さんのブログ「wilsonic journal」を読んでから、ご来場下さい。

一方のくるりは京都で産声をあげ、東京に進出。メンバーの増減を繰り返しながら、絶え間なく進化を遂げてきたバンドです。ポップとロックに軸を置きながら、多様な音楽を吸収し、私たちを驚かせてきました。近年は京都に移住しながら活動したり、毎年9月には梅小路公園で京都音楽博覧会を開催するなど、今でも京都に縁あるバンドです。講座では7月にリリースされるブランニューダンストラック「琥珀色の街、上海蟹の朝」を徹底的に分析します。
音楽ライター講座in京都の詳細
- 講師:岡村詩野(音楽評論家)
- 日程とテーマ、そして持ち込み課題:
- 6月12日「スピッツ考現学Vol.1 新曲「みなと」徹底分析」 課題:新曲「みなと」1000字レビュー(風呂敷を広げ過ぎず、楽曲に対するレビューに徹する。)
- 7月3日「スピッツ考現学Vol.2 ゲスト:竹内修さん(スピッツディレクターによるバンド20年史の解説)」 課題:好きなスピッツの作品を1000字でレビューする
- 7月17日(くるり考現学Vol.1「琥珀色の街、上海蟹の朝」徹底分析) 課題:7月6日にリリースの新曲「琥珀色の街、上海蟹の朝」を1000字でレビューする
- 8月14日(スピッツ考現学Vol.3「新作『醒めない』レビューまたはスピッツ論の読み合い」) 課題:新作『醒めない』レビューまたはスピッツ論を1000字以上で書く
- 9月11日「バート・バカラックとブリル・ビルディング時代の考現学」 課題:バート・バカラックまたはブリル・ビルディングが関わった音楽作品を1000字でレビューする
- 会場オープン:13:00、スタート:13:15、終了:17:00
- 場所:京都駅または京阪七条駅から徒歩10分
- 各回料金:2,500円
- ※講座は1回から参加可能です。場所については予約後にメールでお伝えします。
- ※課題は未提出でも参加可能です。聴講のみの受講者もお待ちしています。
- 予約とお問い合わせ:info@ki-ft.comまたはお問い合わせページより。
音楽ライター講座in京都について
音楽ライター講座in京都は2012年4月にスタート。課題原稿を全員で読み合わせすることを軸に、様々なテーマに取り組んでいます。講座ではゲストとしてLOSTAGEの五味岳久さん、『snoozer』元編集長で『the Sign magazine』クリエイティヴ・ディレクターの田中宗一郎さん、Turntable Filmsの井上陽介さん。キツネの嫁入りマドナシ氏らをお招きしました。
2014年3月、無料電子書籍『現代関西音楽帖』をリリース。〈関西音楽の今〉をテーマに近年の関西重要100作品+αをレビューしたほか、コラムなど随所に散りばめ、まさに【現代関西音楽指南書】と呼ぶに相応しい内容となりました。大きな注目を集め、各メディアでご紹介して頂きました。
そして2014年6月、講座内から関西拠点の音楽メディア・レビューサイト「ki-ft(キフト)」を設立。レビューを中心にインタビュー、ライヴレポート、コラムなどを掲載。書き手は全て講座生が担当しています。
講座は京都市内で月1〜2回ほど日曜日に開催。音楽ライターを目指す人から趣味で音楽評論を書いている人などが中心に参加しています。講座はご関心をお持ちの方であればどなたでも参加可能です。

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