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【コラム】フリッパーズ・ギターとヴェイパーウェイヴ – For Tracy Hyde管梓との対話から

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For Tracy Hyde: Born To Be Breathtaken

For Tracy Hyde
Born To Be Breathtaken
自主制作, 2014年
BUY: ライヴ会場限定

映画『ソラニン』のロケ地にもなったライヴハウス新宿MARZ。その日のイベントに所用で訪れた私は2人の男と待ち合わせた。今後の取材についての打ち合わせだ。一人はジャパンタイムズやガーディアン紙で執筆しているライターのイアン・マーティン。話し合うべき本題以外にも、いちいち出演バンドを批評したがる彼。後から現れてイアンに流暢な英語で切り返したのはもう一人の男、ネオ・アコースティック・バンドFor Tracy Hydeのギター、メイン・ソングライターの管梓(すがあずさ)だ。イアンとの話があらかた済んで彼が下のフロアに降りて行った後は彼との話があった。

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For Tracy Hyde: in fear of love e.p.

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For Tracy Hyde: in fear of love e.p.

For Tracy Hyde
in fear of love e.p.
自主制作, 2014年
配布先: File Under: Youthwave: The Best Things In Life Come For Free…

夏の夜の泡沫。10代の恋は氷のようにはかない。アイスクリームが溶けて彼女の白く細い腕にしたたる。ブルースを感じる声は聴く者を濡らしそっと包み込み、鋭く冷たく切り刻むギター・カッティングに重く確かなビート。煌びやかなバンド・サウンドは、ネオ・アコースティックがアシッド・ハウス、シューゲイザーに精神性を受け継がれ、更に90年代渋谷系ミュージシャンを通して日本へ紹介され、独自の進化を遂げていった様を駆け足で再現する。東京拠点で英ガーディアンのような海外メディアにも取り上げられるツイン・ギターの4人組ロック・バンドFor Tracy Hydeが、《Maltine》からリリースする10代のSSWラブリーサマーちゃんをヴォーカルに迎え、5人編成として初の音源をリリースした。

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