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現在関西音楽帖【第7回】~PICK UP NEW DISC REVIEW~

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台風クラブ『初期の台風クラブ』

台風クラブ
初期の台風クラブ
Mastard Records, 2017年8月23日
BUY: Amazon CD, タワーレコード, 楽天ブックス

“よりフットワーク軽く、より定期的、よりリアルタイムに音源作品をレビューしようという、延長線かつスピンオフとなる企画”「現在関西音楽帖」は久しぶりの更新になります。今回はダイバーキリン『海でもいい』、影野若葉『別れの夏へ』、バレーボウイズ『なつやすみ』、花柄ランタン『まともな愛のま、まほうの愛のま。』、台風クラブ『初期の台風クラブ』を取り上げます。

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【マーガレット安井の日々の泡1】花柄ランタンと僕と岡崎京子と

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花柄ランタン『ぼくらのフォークロア!』

花柄ランタン
ぼくらのフォークロア!
自主制作, 2016年
BUY: ライヴ会場など

「安井君さ、コラム連載してみない?」

ki-ftでレビューを書き始めて2年を過ぎようとしたある日の事、ファミレスで僕の先生でもあり師匠ともいうべき存在の方からこんな話を持ち掛けられた。ここではこうやって音楽について文章を書いてはいるのだが、本職は介護の仕事をしていて、「そんなことできるかな?」な内心思いながらも、好奇心が上回ったため「やります」と二つ返事で引き受けた。

ちなみに、本来このki-ftでレビューを書くときは自分の実生活や体験をあまり出さないように、つまりは自分語りをあえて避けていた。その理由としては私自身が客観的に作品を聴き、判断したいという批評家的視点からやっていた、という訳ではなく、単純に自分語りが恥ずかしいからである。そう、私は恥ずかしがりやなのだ。

しかし、こうやってコラムを書かせていただくのならば、自分の話も織り込みつつ書いていけたら、それはそれでありなのではと思った次第だ。これから月2回くらいを目安にやっていけたらと思うが、突然月1回に変わったり、はたまたこの連載自体が無くなったりする可能性も否定できない。ただ、無責任な連載のだけはならないよう注意はしていくつもりではある。まあ、マーガレット安井という「今時、少女漫画の投稿欄でもそのペンネームないだろ。」って名前の音楽好きが日々思ったことを連ねていく程度の物なので、皆さま生暖かい目で見てくれたら幸いであります。どうかよろしくお願いします。

さて、ハードルを思いっきり下げたところで、コラムの第1回目は去年の年末に起きたある出来事の話を1つ。

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【レビュー】新たな居場所を求めて | 花柄ランタン『またねっきり来ん、あの春の日よ。』

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花柄ランタン『またねっきり来ん、あの春の日よ。』

花柄ランタン
またねっきり来ん、あの春の日よ。
自主制作, 2015年
BUY: ライヴ会場など

セーラー服を着た女子高生が神社の鳥居の上に腰かけ町を見下ろしている絵。その町にはもくもくと雲が立ちこめていて、一見ファンタジックな世界に見えるが、よく見るとそれは雲ではなく工場の煙という、どこか二重構造を示唆するようなジャケット写真。そのパッケージを開封すると中にはA4サイズ一枚仕様の歌詞カードが入っており、それを取り出して驚いた。なんと裏面が住民票を模したものになっているのだ。そしてそこには“トワノ森町”と記されている。トワノ森町とはいったいなんなのか? この住民票にはどういう意図があるのだろう?

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